電力自由化 中部電力から楽天電気に変えてどれだけ得したか

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2016年(平成28年)4月1日以降は、電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店も含む全ての消費者が、電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。

私は、2020年度において中部電力から楽天電気に変えました。
理由は、家計を見直すことを目的に楽天経済圏に移行しようと思ったからです。

「楽天市場のSPUポイント上がるし、やっとくか」程度の気持ちで変えましたが、
電気代が思いの他安くなったことに今更ながら気づいたため、
ご紹介することとなりました。

年度ごとでの電気代比較

2019年度=中部電力、2020年度=楽天電気でそれぞれの電気代を比較してみました。

結果は、楽天電気に変えたことによって、年間13,347円安くなりました。
思った以上に副産物の恩恵が大きかったので驚きました。

ただ、年度が異なることから当然電気代も異なるため、正確な比較となっていません。

中部電力
2019年度
楽天電気
2020年度
差額
4月 ¥3,359 ¥2,495 ¥864
5月 ¥3,091 ¥2,184 ¥907
6月 ¥3,352 ¥2,468 ¥884
7月 ¥3,478 ¥2,540 ¥938
8月 ¥4,756 ¥2,580 ¥2,176
9月 ¥5,721 ¥4,911 ¥810
10月 ¥3,998 ¥3,260 ¥738
11月 ¥3,067 ¥2,563 ¥504
12月 ¥3,413 ¥1,697 ¥1,716
1月 ¥4,505 ¥2,441 ¥2,064
2月 ¥3,832 ¥2,866 ¥966
3月 ¥3,289 ¥2,509 ¥780
合計 ¥45,861 ¥32,514 ¥13,347

 

 

条件を合わせての比較

今度は、使用電気量を2020年度のもので両社の電気代を算出することにしました。

算出の条件

同一条件:契約電流 40A
両社の料金設定

 料金
中部電力 楽天電気
基本料金 1144円 -(なし)
従量料金

最初の120kWhまで 21.04円
26.05円
(一定)
120kWhをこえ300kWhまで 25.51円
300kWhをこえる 28.46円

※燃料調整額、再エネ発電促進賦課金などは無視する。
※中部電力の基本料金は契約電流によって異なります。

 

比較結果

燃料調整額、再エネ発電促進賦課金などは無視したたものの、
楽天電気の方が年間で¥6,945安いことがわかりました。
これで、なるべく対等な比較評価が出来たのでないでしょうか?

電気使用料
[kWh]
中部電力 楽天電気 差額
4月 96 ¥3,164 ¥2,544 ¥620
5月 84 ¥2,911 ¥2,226 ¥685
6月 95 ¥3,143 ¥2,518 ¥625
7月 98 ¥3,206 ¥2,597 ¥609
8月 100 ¥3,248 ¥2,650 ¥598
9月 193 ¥5,531 ¥5,115 ¥417
10月 131 ¥3,949 ¥3,472 ¥478
11月 106 ¥3,374 ¥2,809 ¥565
12月 72 ¥2,659 ¥1,908 ¥751
1月 105 ¥3,353 ¥2,783 ¥571
2月 123 ¥3,732 ¥3,260 ¥472
3月 108 ¥3,416 ¥2,862 ¥554
合計 ¥41,687 ¥34,742 ¥6,945

 

教訓

結果だけ見れば「楽天電気の方がお得」といえますが、
使用者の生活状況によってお得かどうかは異なってきます。
それに、経済・政治の影響でいくらでも状況が一変することを考えると、
都度、比較評価・相見積もりを行い、
必要であれば、軌道修正することが大事なのではないかと感じました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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