脱衣所にあるドライヤーの置き場がなかっため、置き場を設置することにした。
アイキャッチ画像に写したものを3Dプリンターで作製したため、作業工程を下記に記す。
Table of Contents
ドライヤーの寸法測定
ドライヤーの最外径と持ち手の幅・奥行きをノギスで測定した。
CADデータ作製
3DCADソフトのFUSION360を用いてCADデータを作成した。
洗面台の電灯カバーを固定するネジ穴を起点に作図することとした。
ドライヤーの持ち手を保持する箇所の肉を書いた。
ドライヤーの写真を投入し、
写真の尺度をCAD上の寸法と一致させる
肉の上にドライヤーの持ち手が一致する線を描き。
押し出しで切削する。
ネジ接合部に下駄を履かせるのを忘れていたので追加した。
フィレットで角にR0.5mm丸みをつけた。
FrashPrintにて印刷準備
CADデータをSTLデータに変換したらFrashPrintにデータを投入。
サポート材を少なくするために、下図のような配置で成形することとした。
推定印刷時間:1時間27分
推定重量:24.99g
成形
↓印刷の様子
実物を設置
無事成形したものを洗面台の電灯カバーを固定するネジ穴に
押し付け、なべ子ねじ(M3X30mm)をねじ込んだ。
(洗面台汚くてすみません)
相手物(ドライヤー)との嵌め合い確認
無事にドライヤーの持ち手を保持することに成功。
ドライヤー先端を洗面台に乗っけて、
ドライヤーが落下しないための補助を果たす形となった。
樹脂部品のみでドライヤーを固定するのは、
材質の強度上不安だったため、
この方法で改めて良かったと感じた。
ただし、不便な点もあり
写真の右側に位置している窓を開閉しようとすると
ドライヤーに干渉するため、
そこは至らなかったと感じた。
まあ、置き場確保できたから良しとします。
自分の中で、今まで設計した中で一番ましなものができた。
今後も痒い所に手が届くようなものを作っていきたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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