【開発中アプリ紹介】弾律 -Danritsu-:タイル挙動と方向分岐・耐久性の活用

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現在開発中のアプリ「弾律 -Danritsu-」では、弾を調律して強化するシステムの中核として「グリッドタイル」が存在します。今回はその中でも特に重要な方向分岐タイルの耐久性の仕組み、そしてそれをどう使いこなすかについて解説します。


タイルは“流れ”を決める

PuzzleTile はすべて、プレイヤーが構築したルールや確率設定に基づいて生成される設計になっています。そのため、現在の実装では通過による破壊や自動再生成といった耐久性ベースの挙動は導入しておらず、あくまで構築段階での戦略的タイル配置が重要な要素となります。

タイル種別説明活用方法
Straight(→)そのまま右へ流す初期配置・基本ルートに最適
UpSlope(↗)上方向に進行を曲げる強化ルートや高難度ルートの誘導に使える
DownSlope(↘)下方向に進行を曲げる防御ルート誘導や弾バラけ戦術に有効
DeadLine壊れない通過保障タイルルート断絶防止に使用(上下端に配置)



実際にどう使いこなすか?

以下に、方向分岐タイルの適用処理に関する実装コードを紹介します。

PuzzleTile.cs 抜粋

public void ApplyEffect(BulletData data)
{
    switch (config.directionType)
    {
        case TileDirectionType.Straight:
            data.direction = Vector2.right;
            break;
        case TileDirectionType.UpSlope:
            data.direction = new Vector2(1, 1).normalized;
            break;
        case TileDirectionType.DownSlope:
            data.direction = new Vector2(1, -1).normalized;
            break;
    }
}

→ 弾がそのタイルを通過した際に進行方向をどう変えるかを定義しています。

  • UpSlopeを連続配置することで強化タイルに誘導
  • DownSlope + SpeedUpの複合で防御弾へ変換
  • DeadLineを軸にしつつ、中央で自由度の高い編集を行う構成

これらの工夫によって、同じ弾でも「どこを通ったか」によって結果が全く変わる、“プレイヤーの調律”が光る設計になっています。


今後の展望

将来的には「タイル編集に必要なリソース」や「プレイヤーが持ち込む初期デッキ(ランダムブースト)」などを導入し、より戦略性の高いグリッド構築ゲームへと進化させていく予定です。

次回は:ビジュアライズとUIの工夫(タイル色分け・弾の進行ルートの予測表示など)について紹介予定!

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