自動車を新車で買っても
奨学金の早期返還は
可能だったのか?

Scholarship

私は学生時代に奨学金を約600万(1種:238万円、2種:364万円)を借りました。年収400万円という人並みの給料(私にとっては恵まれている方)ですが、奨学金の早期返還(1種:3年4ヶ月、2種:1年9ヶ月)に成功しました。 3年4ヶ月→40ヶ月、1年9ヶ月→21ヶ月

早期返還に成功した理由が3点あります。 ①独身のうちに全額返還を目指していたこと ②奨学金にはなるべく使わなかったこと ②通勤用の車は新車を買わず、中古車を買ったこと 要は「奨学金は使わずに、大きな買い物はせず、溜まったお金で早期返還した」だけの話です。ここでいう「大きな買い物」が自動車です。

特に、初めて自動車を買う方は、新車にするか中古車にするか悩まれると思います。私も社会人になったら車通勤必須だったことから、憧れのSUV車を新車で買うか安い中古車で我慢するか悩んでました。

この記事では、「もし、私が社会人になったと同時に自動車を新車で購入(5年ローン)していた場合、奨学金返還にどれほどの影響があったのか」というシミュレーション結果をお伝えします。

新車の価格見積もり

アイキャッチ画像(SUBARUの試乗会で頂いたおもちゃ)にも載せましたがSUV車に強い憧れがありました。特に「SUBARU」の「FORESTER」に乗りたいと思っていたため、今回は下記の車を購入したことを想定してみました。購入費用は公式ホームページで見積もりをとったものです。 ※見積もりの内訳は割愛させて頂きます。

見積価格:3,611,570円

支払い方法(コース):価設定型クレジットプラン(3年間の修理保証) ※あくまでメーカーの参考価格です

  • 頭金:1,083,570円
  • クレジット所要資金:2,528,000円 (13,600円/月)
  • 実質年率:3.9%
  • お支払い回数:58回
  • ボーナス加算額:114,000円 × 9回
  • 最終回支払額(残価額):1,058,000円

合計額:3,833,970円 (利息 222,400円)

シミュレーション

一番最初にお見せしたグラフで検証するのは酷だったので、下図のように一定のペースでお金が溜まっていくものと考えて、借りた奨学金600万円に達した時点返済完了としました。

中古車を購入した場合

私が実際に購入した30万円の中古車(任意保険13万円)を参考にグラフを作成してみました。(中古車購入についての記事はこちら)奨学金から自動車代、任意保険代を差し引いて残金が65万円余ったので残り555万円を3年4ヶ月(40ヶ月)で返済するまでのペース(13万/月)となります。※実際の値動きと全然違います????

新車を購入した場合

まず、頭金「1,083,570円」で奨学金の残金がなくなりました。そして月々「13,600円」とボーナス加算額「114,000円」の支出に耐えながら、支払いを続けて4年11ヶ月(59ヶ月)で奨学金を完済できたことになります。

新車を購入した場合、中古車購入に比べ1年半(18ヶ月)遅れで返還が完了したことになりました。ただし、、、翌月に最終回支払額(残価額)1,058,000円を支払わなければいけないため、その分の余裕(貯金)がないと自動車の返済ができないことが分かりました。

単純に考えて、5年で奨学金600万円+自動車380万円=約980万円を払えるかと言われたら私は無理だなと思いました。

結論

5年ローンで新車を購入した場合、1年半(18ヶ月)遅れで奨学金を返還が完了できるが、、、翌月に新車の最終回支払額100万円を払わなければいけないため、きつい。

10年ローンでなら無理なく返済できるかな〜と思いました。

新車は羨ましいですが、やっぱ中古車で我慢しといて良かったです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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