マネーフォワードクラウド 確定申告しなければ…

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確定申告とは

国税庁によると以下のように定義されています。

所得税等の確定申告は、1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額とそれに対する所得税等の額を計算し、申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算する手続です。

国税庁ホームページ : https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2021/b/01/1_01.htm

会社に勤めて給料として受け取っている分に関しては既に税金が納められていますが、フリーランスの方や副業で収入を得た方は個人で申請をしないといけないですよってやつですね。

私の場合は本業+副業ですので、副業で出た利益分を申請しなければいけないです。

申請手順

申請しなければならないものは結構ありますので以下にザックリ必要な手順をまとめます。

  1. 必要な資料集め
    ・副業で発生した利益や損失をまとめた損益計算書、貸借対照表
    ・株などで利益が出た場合:各証券会社の年間取引報告書
    ・ふるさと納税を利用した場合:各申請自治体から送られてくる寄付金受領証明書
  2. マネーフォワード クラウドを用いた申告内容の作成
  3. 2.で作成した申請内容をe-Taxを用いて申請

必要な資料集め

・副業で発生した利益や損失をまとめた損益計算書、貸借対照表

これに関してはマネーフォワードクラウドを使用していますので、連携してあるクレジットカードや口座間のやり取りは半自動で仕分けされます。

マネーフォワードクラウドは年間11,760 円で使用できます。
以下にマネーフォワードクラウドのリンクを張っておきます。かなり便利なので副業している方で使用していなければ、ぜひ試してみてください。
https://biz.moneyforward.com/tax_return/price/

とはいえ自動で入力していると、ところどころ帳尻が合わないとこもあるのでそういった個所を手直しして整えてあげます

下表は実際に作成した損益計算書になります。

経費として水道光熱費、通信費、減価償却費、支払い手数料、そして私の場合は兄弟にちょこっとですが給料を払っていますので専従者給与を計上しています。

ちなみに、通信費の中にマネーフォワードクラウドの年会費を含めて良いみたいです。

最終的に利益326,118円に対して、経費230,203+87,099 = 317,302円ですので、8,816円が税金の課税対象になるわけですね。

なんとなくしか考えていなかったけど、いい感じに利益と経費を相殺できているので税金として払わなければならない料金はほとんど抑えられてますね。(やったぜ!)

収支をとんとんにできているということは、手元に60万円相当の有形固定資産が残るだけですので来年以降が楽になります。

・株などで利益が出た場合:各証券会社の年間取引報告書

利用している各証券会社の数だけ用意する必要があります。

私の場合、以下4社を使用していますのでそれぞれ必要となりますが、楽天証券に関しては完全に積み立て用で売却を一切していなく、配当も貰っていないので申請対象外としています。

・SBI証券       ⇒日本株以外購入用
・SBIネオモバイル証券 ⇒日本株購入用
・楽天証券       ⇒積み立て用
・IG証券        ⇒コモディティ、短期投資用

例えば、SBI証券の年間取引報告書を入手したい場合は次の手順で入手します。
口座管理 ⇒ 電子交付書面 ⇒ 運用報告書の報告書欄にある閲覧ボタン ⇒ 特定口座年間取引報告書(PDFファイル)

xmlデータで入手しておくと申請時に勝手に必要な項目を埋めてくれるのですが、私の場合複数証券会社を利用しているのと、ふるさと納税、副業と色々と書かなければならないのでPDFで情報だけ持ってきています。

・ふるさと納税を利用した場合:各申請自治体から送られてくる寄付金受領証明書

ふるさと納税として納付した2,3週間後くらいに登録した住所宛に寄付先から書類が送られてきますので、それを使用します。

マネーフォワード クラウドを用いた申告内容の作成

マネーフォワードクラウドの確定申告 ⇒ 決算・申請 ⇒ 確定申告書 に進むと確定申告として必要な上表を入力するページに移れます。
*マネーフォワードクラウドのライセンスを購入されている方のやり方です

初めての場合、最初に基本情報を埋めていかないといけないです。
住所、氏名、確定申告方法などです。

後は順に必要な項目を記載していきますが、マネーフォワードクラウドを使用して損益計算書、貸借対照表を作成していれば必要な項目は既に埋まっていますので、間違いないか確認をしていきます。

記入を進めていくと、プレビューが表示されますので明らかに変な数値がないかを確認。

最後に納税額が出てきますが、利益と経費をとんとんにしているので税金として収める額はめちゃくちゃ安くなりました。

e-Taxで申請するために、マネーフォワードクラウドで作成した申告内容をxtx形式でダウンロードできれば、確定申告の9割は完了!

作成した申請内容をe-Taxを用いて申請

以下e-Taxから確定申告を行います。
https://www.e-tax.nta.go.jp

申告・新生・納税 ⇒ 作成済みデータの利用 ⇒ マネーフォワードクラウドで作成したxtxファイルを読み込む

諸々の資料が表示されますので、帳票表示ボタンをクリックして内容に問題ないか再確認後、次へをクリック

後は順に進んでいけば納付手続き完了です。
(地味に手数料を取られつつ…)

送信結果・お知らせのメッセージボックス一覧を確認すると先ほど申請した内容について、振り込みを行ってくださいというメッセージが来ているはずなのでクレジットで支払えば確定申告完了です。

今回、初めて確定申告しましたので準備や記入方法、仕分けの確認に1日かかってしまいましたが、実際にやってみてだいぶ理解できたので来年はもっとスムーズにできるはず…(そうであってくれ)

これでもマネーフォワードクラウドを利用しているので楽をしているはずなんだけどな…
大変なものは大変ですが、確定申告はやっておかないと後から痛い目をみることになるので、しっかりやっときましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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