サーバを拡張しなければ…

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サイトがダウンする

最近メールが良く届くんですよね… そう、*Jetpackから

*Jetpackとは
WordPressを用いてブログを投稿している人へ、セキュリティ,パフォーマンス,マーケティングの向上を提供するツールです。
サーバからの応答が遅かったり、ダウンしていたり、ハッキングされたり…といったサーバ開設者からしたら聞きたくないことを教えてくれる機能を持っています。

最近受け取るのは以下のメールです。

…明らかに良くない…

ダウンと復旧を繰り返しているみたいで、その警告を送ってくれています。

これは何とかしなければということで、何とか時間を確保して対応をしました。

原因は?

ぶっちゃけ現段階では判定できませんでした。

ただ、最近けっこう画像を張ったりバックアップを週一で取っていたりするので、もしかすると容量を圧迫してしまって正常な動作を阻害してしまっているのかも?

などと思い、もともとぎりぎりの容量しか確保していなかったのでこれを機にサーバを拡張しました。

サーバを拡張しよう

私はブログをAWSを用いて開設しています。

ASWの中でもEC2というサービスを使用しています。
そのEC2上にWordPressを設計している感じです。

ブログの開設の仕方については色々な方が紹介してくださっていますので、興味のある方は以下のような記事を確認していただければと思います。

“【超初心者向け】WordPressをAmazon EC2インスタンスにインストールする”
https://qiita.com/moomindani/items/9968df0d4396564bf74c

SSHで確認

何はともあれ、実際に今サーバがどのような状況になっているのか確認する必要があります。

確認にはTera Termを使用してSSH接続します。

Tera Term で接続

まずはTera Termをインストールします。(特にこだわりがなければ最新のでOK)
https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/

インストールが完了しましたら、自分のサーバにアクセスします。
“ホスト(T):” の後にグローバルアドレスを入力し”OK”ボタンをクリック
 Ex.52.192.111.111←みたいなやつ

ユーザ名にはASWでEC2上にWordpressを構築している方であれば”bitnami”と入力します。
(パスフレーズは空白でOK)

ちなみに私とは別の構築をしている方は以下を確認していただければユーザ名を何にすればよいか判断できると思います。

AMIユーザー名
Amazon Linux2 または Amazon Linux AMIec2-user
CentOS AMIcentos
Debian AMIadmin
Fedora AMIec2-user または fedora
RHEL AMIec2-user または root
SUSE AMIec2-user または root
Ubuntu AMIubuntu

秘密鍵にはブログを最初に立ち上げた際にダウンロードできる”###.pem”を選択してあげます。

接続出来たら”df -hT“と入力し、パーティションを確認してみます。
初期設定であれば”/dev/xvda1”がルートディレクトリとなっているはずです。

私の場合、容量としては15G確保していて使用量としては67%みたいです。
(結構余裕あるような気もするんだけどな…)

EC2 設定

とりあえず容量を拡張してみます。

EC2の”Elastic Block Store”→”ボリューム”を選択し、現在インスタンスに紐づけているボリュームIDをクリックすると以下のような画面に移ります。

そして”変更”をクリックすると容量を変更する下画面に変わります。

私の場合、このサイズが15Gでしたのでとりあえずで25Gに増やしました。
”変更”ボタンをクリックするとした画像のように”使用中-optimizing(#%)”と出ますので、素直に最適化を待ちましょう。

無事に最適化まで完了できました。

実際に拡張できているか確認

再度Tera TermからSSH接続して”df -hT“でパーティションを確認すると…
これではまだ変更が適応されません。

sudo resize2fs /dev/xvda1
でサーバ容量をリサイズしてあげましょう。

しっかり25Gに拡張できていることが確認できました。

これで問題解決できるかはまだ分かりませんが、一旦サーバを拡張しておきたいと思っていたので丁度良い機会でした。

実際に手を動かして色々と触ってみるだけでも勉強になります。

少しずつ問題解決能力を付けていければそれ以上望むこともないので、とりあえず触っていって、どこに問題がありそうか判断できるように経験値を貯めていきます。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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