マイニングに適した国とは

Investment

マイニングの収益にかかわる項目

最近、マイニングの収益を計算していると思うことがあります。

日本の電気代と税金って高くね?

以前に記事で紹介しました通り、電気代や税金を考慮したマイニングの手取り収益は以下の計算式で求めることが出来ます。

手取り = Mining収益 * (1 – 税率) – 電気代

特に電気代がかなりかかります。日本の電気代が高いことは漠然と知っていましたが実際にどれくらい高いのかしっかりと調べたことがなかったので今回調べてみました。

ちなみに、現在の私の環境では年間27.5万円程かかる計算になります。

電気代 = 1.1kw/h * 28.6円 * 24H * 365日 = 275,589
(1.1kw/hは私の環境におけるパラメータとなります。)

国別電気代

早速ですが、各国の電気代を調べて以下のグラフにまとめてみました。

グラフは1kw/h当たりの電気代を示したものとなります。

日本の場合は1kw/hあたり28.6円となります。
(もちろん各家庭で契約している電機会社によって料金は異なりますが、大体これくらいの電気料金は発生します。)

このグラフを確認すると確かに日本の電気代は高いです。
中国を見ると1kw/hで9.9円ですので、やはり安いですね。
しかし、中国はマイニングを規制されていますので論外です。

少し閑話に入りますが、ドイツの40.7円が個人的に結構衝撃的な高さでした。

ドイツといえば再生可能エネルギーの割合が高いイメージを持っていたため、実際のところどうなのか気になり調べてみました。

以下の図によると再生可能エネルギーの割合は驚異の49%らしいです。
・火力発電(ガス, 石炭, 褐炭) 35%
・原子力発電 11%

“Stromerzeugung im ersten Halbjahr 2020”
https://www.agora-energiewende.de/blog/default-5ec368c8fd/ より引用

やはり環境に良くするためには、お財布には良くないことをしなければならないのか…
難しいですね。

—閑話休題—

何はともあれマイニングの収益を最大化するにはやはり電気代の安い国ほど望ましいですが、実際にどれくらい収益がプラスになるのか次に検討してみます。

年間電気代

日本の電気代を基準とした、各国で想定される年間の電気代を比較したグラフを下に作成しました。

グラフは1年間ぶっ通しで1kw/h消費した場合を想定しています。

最も電気代のコストが低い国はイランとエチオピアで年間24万円ほどお得になるみたいです。

コストだけを見るとかなり魅力的ではあるのですが、実際に住むことを考慮すると少し安全面で懸念があるところです…

上のグラフで私が目を付けた国はインドネシア(年間+154,176)です。

わりと旅行先としても上げられる国ですが、電気代が結構安く済むみたいですね。(物価も安いですし)

ただし、実際に拠点を作るためにはビザが必須になるため、そのあたりも考慮しなくてはなりません。

インドネシアの場合、KITAS・KITAPと呼ばれるビザが必要になるようです。

取得条件としては大学卒業以上の学歴と、就労経験が5年以上、新規取得は60歳未満です。

なかなか今すぐに獲得できるというものではないですが、本当に取ろうと思えば取れなくもないくらいですかね。

日本での生活に嫌気がさした場合の候補として持っておくのは悪くない案かと個人的には思います。

そもそもマイニングによる収益が今後も保証されているわけではないため、他の収益源も作っておくことは必須ですが、今時PCがあればどこでも働くことはできるのでそこまで心配しなくても良いのかもです。

他にも税金など、調べなければならない点は多々ありますが一つのプランとして十分に現実的かつ面白そうです。

色々と考えながらデータを調べるだけでも面白い(笑)

個人的には日本は好きですが、あまりにも政治家や日銀の動きが情けないと、海外も考慮しておくべきだと考えています。

他にも良い国はあると思いますので時間のある時に色々と調べつつ、日本以外の可能性も吟味していけたらと思います。

実際に動くかは別として、余裕のある時に選択肢を増やしておくことが大切です。

皆さんは日本以外で働いてみたい国はありますか?
本気でその国で働こうとした場合の障害は今のうちに把握しておくだけでも有益かもしれませんので、時間がありましたら妄想ついでに調べてみてはいかがでしょうか。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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